自分はベンチャーに向いている?5分で診断!ベンチャー向きの思考とは。

こんにちは、お猿です!今回はベンチャー企業に向いている思考とは?というテーマで話していきます。ぜひ就職活動の参考にしてみてください^^


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≪ベンチャー企業で求められるもの≫

まず、ベンチャー企業に求められるのはどういった人材なのか。

主に下の5つの項目が考えられます。

柔軟性

能動性

自己主張

行動力

強メンタリティ

大前提、どれも社会人として重要な要素ですが、どれか一つでも当てはまるものがあれば、十分ベンチャー企業で活躍できる可能性があります。

では実際にベンチャー企業で働く自分が感じる、ベンチャー企業で働く上で特に重要だと思う点を具体的に解説して行きます。

≪柔軟性≫

創業から間もない企業であればあるほど、仕事内容の変化が激しく、昨日までの常識が今日は通用しない・・・なんてことはざらにあります。

急に商材が変わったり、提携する会社が変わったり、次の日出社したらまったく別の事業を任されたり・・・会社として試行錯誤を繰り返しながら成長していく段階なので、仕事の内容や環境が当たり前に変化していきます。

「昨日までの仕事内容と変わりすぎて付いていけない・・・」

なーんて躊躇しようものなら、一瞬で置いていかれてしまいます。笑

変化が激しい環境だからこそ、初めての仕事にも固定概念に捉われず取り組んで、仕事をやりながら要領を押さえる、といった能力が求められます。

何をするにも、まず段取りを教わって、一から手取り足取り・・・なんてことをやっている余裕がない、といった環境は充分に考えられます。

その時に、しっかり会社の戦力として立ち回れるかが重要になってきます。

≪能動性≫

柔軟性と同時に、新しい取り組み、新しい事業に関わる機会が多いベンチャー企業では能動的に動くことも重要になってきます。

というのも、いざ新しい事業がスタートした際に自分の上司もその事業をどの様に進めて行けば上手くいく、という事を完全には把握していない可能性があります。

もちろん、上司はそれまでの経験則や知識では勝るものの、今までの業務と全く勝手が違う場合、ただただ上司からの指示を待っているだけでは仕事が進まない、といった事態も起こりうる可能性はあります。

その為、状況を踏まえて自ら仕事を探したり、上司に提言してみたり、仕事を待つのではなく当事者意識を持って行動できるかがとても重要になってきます。

≪自己主張≫

日本人はよく自己主張が激しい人を見ると、「あの人は協調性が無い」だの「あの人は人とは違う、変わってる」なんていう人が多いイメージが私はあります。

勿論、自身の承認欲求を満たす為だったり、他者との優位性をアピールする(通称:マウントを取る)様な自己主張は必要ありません。嫌われて終わりです。

ここで言う自己主張とは、 「自身の考え、意見をハッキリ他者に伝える」という意味です。

極端ですが分かり易く例えると、1万人の社員のうち50人の社員が生産性0で何もできない社員だった場合と、100人の会社で50人が生産性0だった場合、同じ50人でも会社に与えるダメージの重大さは全く違いますよね?

つまりその逆で、1万人の社員のうちの1人の意見と100人の社員の1人の意見では、その貴重さには大きな差があるのです。

勿論、重要な意思決定をする場面では自分の意見がそのまま採用されるかは別問題ですが、少なくとも規模が小さい会社であればあるほど、自分が思っていることや考えていることを発信することは、会社にとっても非常に重要である、という事が分かると思います。

≪行動力≫

自己主張だけは一人前で、全く行動しなければ当然周りの人間の信用を失います。その為、口だけにならない様に実際に行動することも非常に重要です。

ベンチャーでは特に初めてのことでもチャレンジする姿勢を持っているか、そして失敗したとしてもその失敗の原因を踏まえた上で再度チャレンジする姿勢はあるのかが問われます。

意外とチャレンジ精神旺盛な人でも、失敗して心が折れると「また失敗するんじゃ、、、」と次のチャレンジに進めない、という人がいます。勿体ないですね。笑

だって、最初から成功できるなんて人は殆どいない訳だから、正しくPDCAサイクルを回して失敗してもチャレンジする限り、成功する可能性はあります。

つまり、とにかく行動に移したものだけが成功や失敗からの学びを得られ、それを糧に活躍できる人材へと成長していくのです。

辞めたらそこで試合終了、とはよく言ったものですね(^^)

≪強メンタリティ≫

最後は精神的な要素です。

ベンチャー企業は年功序列では無いため、入社から年数が浅い社員であったとしても、事業を任されたり、部下を持ったりと責任のある仕事を任される機会が多いです。

その時に、「失敗したらどうしよう・・・」という思考になってしまう人は、たちまちその重圧に押しつぶされてしまう可能性があります。

勿論、任された仕事を成功に導くことは大前提目指すべきであり、最優先事項です。

ただ、経験が浅い時にどういったメンタリティで仕事に臨むかで、その仕事の結果だけでなく、その後の自身の成長にも大きく差を付けることとなります。

大前提、会社としても絶対に無理な仕事であれば任せるはずがありません。少なくとも責任のある仕事を任せられる理由があるはずです。

そう考えれば、失敗する事よりも自分や周りの人間の能力を最大限発揮して、任された仕事をどの様に仕上げるのがベストか、成功するイメージを持って仕事に取り組めるかが重要です。

失敗を恐れないハートの強さが、より必要になってきます。

≪まとめ≫

いかがでしたか?全て当てはまった!という人は今すぐベンチャー企業の面接を受けましょう。大いに活躍できると思います。

しかし中には、自信を持って当てはまると言えるものが一つもない・・・という人もいるでしょう。

ではそういった人はベンチャー企業で働いても活躍できないのか。

・・・答えはNoです。

ここで述べたのはあくまでもベンチャー企業で働くうえで重要な要素ではありますが、最初からすべての能力を備えている必要はありません。(というかそんな学生見たこと無いです。笑)

ただ、上記の5点を意識するだけで、自分でも驚くほど社会人としての成長スピードは速まります。

そしてその経験は、例え環境が変わっても活かすことができます。

同じ1年でも天と地ほどの差が開くのが社会人です。大事な20代をどんな環境で過ごすかでその後の人生が大きく変わると言っても過言ではありません。

そういった意味で、自己成長を望むのであればベンチャー企業への就職はうってつけの環境と言えるでしょう。

今の時代、どの会社に居ても安定なんてありません。だったら会社に依存せず自己成長を望める環境に飛び込むことも、これからの時代では必要なのでは?と思います。

ベンチャー就職はあり?就活生に伝えたいベンチャー企業に就職するメリット・デメリット

こんにちは、お猿です!                     今回は昨今の就活生の関心事となっているベンチャー企業へ就職する上でのメリット・デメリットについてお話しします。

就活で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください(‘ω’)ノ

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≪ベンチャー企業とは≫

そもそもベンチャー企業とはどういった企業のことを指すのでしょうか?

一般的にベンチャー企業の定義は、

①創設5年以下の中小企業

②ベンチャーキャピタルから出資を受けているスタートアップ企業

という意味で使われることが多いです。他にも色々な解釈がありますが、そもそも、

”ベンチャー企業”

という言葉自体が造語なので、上記2つくらいの認識があれば、ある程度の話は通じます。

≪ベンチャー企業に就職するメリット≫

では具体的にベンチャー企業に就職するメリットにはどの様なものがあるか、考えてみましょう。

自身もベンチャー企業に新卒入社した経験から、主に3つのメリットがあると思います。

①.実績やポテンシャル重視で年齢に関係なく昇給や昇格ができる

②.任される仕事の規模や責任が大きく、その分成長できる

③.経営陣との距離が近い分、成功者のマインドを近くで学べる

1つ目の ”実績やポテンシャル重視で年齢に関係なく昇給や昇格ができる” に関しては、皆さんがベンチャー企業に抱いている感想そのままだと思います。

若い内は実績なんてありません。ただしベンチャー企業であれば実績を残すチャンスはゴロゴロ転がっています。

そして、結果を出して昇格すればその都度組織のメンバーが増え、自身の裁量も大きくなり、それと同時に給与もどんどん上がっていきます。会社の規模に関係なく、古い企業であればあるほど昇格は遅くなる為、同年代の人ができない経験を積むことがベンチャー企業ではできると言えます。

また、昇給や昇格をするということは、2つ目のメリットである ”任される仕事の規模が大きく、その分成長できる” という部分に直接繋がってきます。

業務の難易度や任される仕事の責任の大きさが変われば、当然仕事に対しての取り組み方、考え方、行動全てが変わります。

例えば責任者になれば、個人の営業成績だけでは無く、部署や事業部単位での数字の責任を負うことになるので、その分成長できる、というのは当たり前ですよね(^^)

そして個人的にベンチャー企業を選んだ理由として大きかったのが、3つ目の ”成功者のマインドを近くで学べる” という点です。

皆さんは企業の寿命がどのくらいかご存知でしょうか?

  • 起業してから3年以内の生存率は52.8%
  • 起業してから5年以内の生存率は41.8%
  • 起業してから10年以内の生存率は26%

つまり!!! 約半数の企業は3年も持たずに廃業しているんです!!!

・・・ちなみに自分がいる会社は創設から11年目、自分が新卒で入社した時は5年目でした。その時点である程度しっかりしたビジネスモデルの構築ができていたり、経営危機を乗り越えてきている可能性が高い、ということは容易に想像できますね(^^)

そして、新人時代から経営陣と積極的に接触しながら、仕事観や人生観を学ぶことができたことも今の自分にとっては大きな財産となっています。

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≪ベンチャー企業に就職するデメリット≫

では次にベンチャー企業に就職するデメリットを考えて見ましょう。

自分が思うデメリットは次の3つです。

①.圧倒的実力主義

②.福利厚生が薄い

③.数年後も会社があるとは限らない

まず1つ目が、 ”実力主義” である点です。

・・・え?そんなの普通じゃん?って思う人もいると思います。笑

でも意外と会社に期待している人って多いんですよね。

特に創業から間もない企業であれば、ハッキリ言ってお荷物になる様なぶら下がり社員には給料は払いたくないはず。当然仕事の成果に応じた昇給、昇格となる為、長く続けていれば何とかなる、と思っている人にとっては厳しい環境かも知れません。

また、福利厚生も手厚いとは言い難い企業が殆どだと思います。

交通費や家賃手当等の福利厚生費は、会社に利益をもたらしているかどうかに関わらず、社員全員が享受できる恩恵です。

ただ、ベンチャー企業の場合は利益が出たとしても、事業に再投資したり優秀な人材に給与として分配することで、社員の成長意欲を上げて社内の活性化を促す、という方向に使うことが多いです。

その為、「会社に利益をもたらしていない人材に払うお金は無い」もしくは「払いたくない」というのが経営側の本音です。

ただし、会社が成長していけば今まで無かった福利厚生ができる可能性はあります。自分の会社も最近家賃手当が出る様になりました。入社時では考えてもみなかったので、皆で頑張って来てよかった、と嬉しくなりました(ノД`)・゜・。

そして何よりも、数年後も会社があるとは限らないという点もデメリットになるでしょう。上で紹介した様に起業から10年以内に8割近くの会社が倒産しています。

まぁこれはどうしようも無いですね。笑 ビジネスモデルにもよりますが、どんな企業でも絶対に潰れない、とは言い切れません。

そして、特に創業から月日が浅ければ浅い程、倒産のリスクは高いと言えます。

万が一会社が倒産してしまったとしても、それまでにどのくらい社会人、ビジネスパーソンとして成長出来ているかでその時の立ち回り方も大きく変わって来ると思います。

要は、環境が変わっても通用するスキルを持っていたり、他の環境でも成長できる人材であればどこで働くかはあまり重要では無くなってくる、という事です。

≪まとめ≫

ここまで読んでみて、いかがでしたか?

改めてベンチャー企業に就職するイメージができた、という人。

あるいはやっぱり躊躇してしまうな、、、と言う人もいると思います。

ただ、筆者が思うにこれからの時代は、 ”どの企業に入るか” よりも、 ”その企業で自分はどのくらい成長できるのか” が特に重要になって来ると思います。

ベンチャー企業で働いていても、成長意欲が無ければ人並み以下の給与になりますし、大企業でも確固たる決意を持ち、会社への依存から脱却できていれば成長の幅は∞(無限大)です。

また、色々な人材を見てきた中で思う事は、就活・就職がゴールではないということもしっかり頭に入れておくべきです。

なのでそこまで深刻にならず、一生が決まる・・・なんて思わないこと。社会人なんて先は長いのだから。

それにいろいろ悩んだって、結論、自分にぴったりの企業なんてありません。

習うより慣れろ、です。まずはどんな会社でも環境でも頑張ってみる。そうすると自ずと自らの進むべき道が見えてくるものです。

皆さんの成功を心より願っています(^^ゞ

ではでは、また。