ベンチャー就職はあり?就活生に伝えたいベンチャー企業に就職するメリット・デメリット

こんにちは、お猿です!                     今回は昨今の就活生の関心事となっているベンチャー企業へ就職する上でのメリット・デメリットについてお話しします。

就活で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください(‘ω’)ノ

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≪ベンチャー企業とは≫

そもそもベンチャー企業とはどういった企業のことを指すのでしょうか?

一般的にベンチャー企業の定義は、

①創設5年以下の中小企業

②ベンチャーキャピタルから出資を受けているスタートアップ企業

という意味で使われることが多いです。他にも色々な解釈がありますが、そもそも、

”ベンチャー企業”

という言葉自体が造語なので、上記2つくらいの認識があれば、ある程度の話は通じます。

≪ベンチャー企業に就職するメリット≫

では具体的にベンチャー企業に就職するメリットにはどの様なものがあるか、考えてみましょう。

自身もベンチャー企業に新卒入社した経験から、主に3つのメリットがあると思います。

①.実績やポテンシャル重視で年齢に関係なく昇給や昇格ができる

②.任される仕事の規模や責任が大きく、その分成長できる

③.経営陣との距離が近い分、成功者のマインドを近くで学べる

1つ目の ”実績やポテンシャル重視で年齢に関係なく昇給や昇格ができる” に関しては、皆さんがベンチャー企業に抱いている感想そのままだと思います。

若い内は実績なんてありません。ただしベンチャー企業であれば実績を残すチャンスはゴロゴロ転がっています。

そして、結果を出して昇格すればその都度組織のメンバーが増え、自身の裁量も大きくなり、それと同時に給与もどんどん上がっていきます。会社の規模に関係なく、古い企業であればあるほど昇格は遅くなる為、同年代の人ができない経験を積むことがベンチャー企業ではできると言えます。

また、昇給や昇格をするということは、2つ目のメリットである ”任される仕事の規模が大きく、その分成長できる” という部分に直接繋がってきます。

業務の難易度や任される仕事の責任の大きさが変われば、当然仕事に対しての取り組み方、考え方、行動全てが変わります。

例えば責任者になれば、個人の営業成績だけでは無く、部署や事業部単位での数字の責任を負うことになるので、その分成長できる、というのは当たり前ですよね(^^)

そして個人的にベンチャー企業を選んだ理由として大きかったのが、3つ目の ”成功者のマインドを近くで学べる” という点です。

皆さんは企業の寿命がどのくらいかご存知でしょうか?

  • 起業してから3年以内の生存率は52.8%
  • 起業してから5年以内の生存率は41.8%
  • 起業してから10年以内の生存率は26%

つまり!!! 約半数の企業は3年も持たずに廃業しているんです!!!

・・・ちなみに自分がいる会社は創設から11年目、自分が新卒で入社した時は5年目でした。その時点である程度しっかりしたビジネスモデルの構築ができていたり、経営危機を乗り越えてきている可能性が高い、ということは容易に想像できますね(^^)

そして、新人時代から経営陣と積極的に接触しながら、仕事観や人生観を学ぶことができたことも今の自分にとっては大きな財産となっています。

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≪ベンチャー企業に就職するデメリット≫

では次にベンチャー企業に就職するデメリットを考えて見ましょう。

自分が思うデメリットは次の3つです。

①.圧倒的実力主義

②.福利厚生が薄い

③.数年後も会社があるとは限らない

まず1つ目が、 ”実力主義” である点です。

・・・え?そんなの普通じゃん?って思う人もいると思います。笑

でも意外と会社に期待している人って多いんですよね。

特に創業から間もない企業であれば、ハッキリ言ってお荷物になる様なぶら下がり社員には給料は払いたくないはず。当然仕事の成果に応じた昇給、昇格となる為、長く続けていれば何とかなる、と思っている人にとっては厳しい環境かも知れません。

また、福利厚生も手厚いとは言い難い企業が殆どだと思います。

交通費や家賃手当等の福利厚生費は、会社に利益をもたらしているかどうかに関わらず、社員全員が享受できる恩恵です。

ただ、ベンチャー企業の場合は利益が出たとしても、事業に再投資したり優秀な人材に給与として分配することで、社員の成長意欲を上げて社内の活性化を促す、という方向に使うことが多いです。

その為、「会社に利益をもたらしていない人材に払うお金は無い」もしくは「払いたくない」というのが経営側の本音です。

ただし、会社が成長していけば今まで無かった福利厚生ができる可能性はあります。自分の会社も最近家賃手当が出る様になりました。入社時では考えてもみなかったので、皆で頑張って来てよかった、と嬉しくなりました(ノД`)・゜・。

そして何よりも、数年後も会社があるとは限らないという点もデメリットになるでしょう。上で紹介した様に起業から10年以内に8割近くの会社が倒産しています。

まぁこれはどうしようも無いですね。笑 ビジネスモデルにもよりますが、どんな企業でも絶対に潰れない、とは言い切れません。

そして、特に創業から月日が浅ければ浅い程、倒産のリスクは高いと言えます。

万が一会社が倒産してしまったとしても、それまでにどのくらい社会人、ビジネスパーソンとして成長出来ているかでその時の立ち回り方も大きく変わって来ると思います。

要は、環境が変わっても通用するスキルを持っていたり、他の環境でも成長できる人材であればどこで働くかはあまり重要では無くなってくる、という事です。

≪まとめ≫

ここまで読んでみて、いかがでしたか?

改めてベンチャー企業に就職するイメージができた、という人。

あるいはやっぱり躊躇してしまうな、、、と言う人もいると思います。

ただ、筆者が思うにこれからの時代は、 ”どの企業に入るか” よりも、 ”その企業で自分はどのくらい成長できるのか” が特に重要になって来ると思います。

ベンチャー企業で働いていても、成長意欲が無ければ人並み以下の給与になりますし、大企業でも確固たる決意を持ち、会社への依存から脱却できていれば成長の幅は∞(無限大)です。

また、色々な人材を見てきた中で思う事は、就活・就職がゴールではないということもしっかり頭に入れておくべきです。

なのでそこまで深刻にならず、一生が決まる・・・なんて思わないこと。社会人なんて先は長いのだから。

それにいろいろ悩んだって、結論、自分にぴったりの企業なんてありません。

習うより慣れろ、です。まずはどんな会社でも環境でも頑張ってみる。そうすると自ずと自らの進むべき道が見えてくるものです。

皆さんの成功を心より願っています(^^ゞ

ではでは、また。

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